「生くらげ」の食べ方まとめ|お刺身や中華風、梅和えなど漁師さんのおすすめも聞きました

食用くらげと言えば、中華料理に出てくる「中華くらげ」がみなさんお馴染みだと思いますが、みなさんは「生くらげ」を食べたことがありますか?

「生くらげ」はお刺身のように、醤油につけて食べたり、ポン酢をかけて食べたりするのが一般的な食べ方になります。

「生くらげ」を獲って食する地域は全国的に珍しいようですね。日本国内では、有明海沿岸地域(福岡・佐賀)や日本沿岸地域(石川・福井)など地域が限られるとか。海外なら、ベトナム、タイ、マレーシアなどの東南アジアの国々でわりと食されているようです。

さて、今回食べ方を紹介する「生くらげ」は、有明海で獲れる

メルパカ

有明ビゼンクラゲ(別名:赤くらげ)です!

有明海周辺地域ではスーパーに普通に並んでる食材であり、一般家庭の食卓にも登場します!

ということで、

  • まだ食べたことないけど、どうやって食べるの?
  • そもそも生で食べられるの⁉
  • 美味しいの?

という人はもちろん、

  • 食べたことはあるけど、「もっと美味しい食べ方を知りたい!」

という人も、ぜひチェックしてもらえたらと思います。

メルパカ

漁師さんおすすめの食べ方も聞きましたよ!

「生くらげ」の食べ方は?洗ってすぐ食べられるタイプなら超手軽!

スーパーやインターネットで販売されており、通常手に入るタイプはだいたいこんな感じのもの⤵⤵

メルパカ

食塩とミョウバンで塩漬けにされ、食べやすいようにスライスされています。

保存方法は?と言うと、

メルパカ

要冷蔵。10℃以下で保存してください。

とあり、購入後は「冷蔵庫で保存」が基本となります。

またこのタイプは通常「食べやすい大きさにカット済」なので、食べる前準備はとっても簡単です!

メルパカ

ザルにクラゲを入れ、流水で洗ったらOK。水気をよく切り、お好みの味付けで食べます。


流水で洗う時間ですが、

  • 短すぎると、しょっぱさやミョウバンの味が残ってしまう
  • 長すぎると、水っぽくなってしまいます

ですので、その点に気を付けて、ほどよく洗いましょう!お好みもありますから、初めて食べる時は試しに「少量洗って食べてみる」のがおすすめです。

生くらげはクラゲ自体にほとんど味はありません。味を楽しむというより、「こりこりっとした食感」を楽しむものなので、洗いすぎだけには要注意!せっかくの生くらげの「こりこり食感」が損なわれてしまいます。ほどよく洗うがポイントです。

なお、食用生くらげを加工する際、食塩とミョウバンを混合させたものを使用する理由は、この混合物をまぶし一定期間寝かせることで、くらげが含む多量の水分を抜くとともに、たんぱく質を固める作用があるミョウバンによって「クラゲの身が固まる」から。この工程を通して、生くらげのコリッコリの食感が実現する!というわけです。

「生くらげ」のおすすめの食べ方紹介!シンプルに味わう?アレンジして味わう?

生くらげそのものに味はほとんどありません。また、

「コリコリとした食感」が最大の特長であり、その独特の食感が活きる食べ方

がおすすめです。では、紹介してまいります。

メルパカ

せっかくなんで、「メルパカの生くらげ!好きな食べ方ランキング」形式で紹介するフェ♪

第5位:サラダに入れて食感とボリュームをプラス♪

味にクセがない生くらげは、サラダの具として美味しくいただけます。シャキシャキ野菜に、生くらげの「コリコリっとした歯ごたえ」が良い感じに調和しますよ。およそ95%が水分の生くらげは、ヘルシーな食材でもあります。食感だけでなくボリュームがプラスされるのも嬉しいポイントです。夏は「冷やし中華」の具にも♪

第4位:ナムル風は、止まらない美味しさ

韓国家庭料理の定番「ナムル」。基本の味付けは、「塩、ごま油、(お好みで、すりおろしにんにく少々)」ですが、この味つけが生くらげに不思議と絡んで美味しく食べられます。もやしとの相性も抜群で、どんどん箸が進むこと間違いなしです。

第3位:さっぱり酢の物でいただく

さっぱりした酢の物に、生ぐらげはとてもよく合います。生くらげ自体がつるつるっと進み、食欲がない時でも食べやすい食材なので、さっぱりした酢の物とマッチするのでしょうね。キュウリなどの違った食感を加えることで、夕食の副菜としても大活躍です。

第2位:しょうゆ+薬味(わさび)でシンプルに楽しむ

シンプルにお刺身のように醤油で食べても、もちろん美味しいです。コリッコリの食感が、ダイレクトに味わえます(笑)。わさび、もみじおろし、ねぎ、ミョウガ、シソなど、色々な薬味で味にアレンジをつけて楽しむのがおすすめ♪

第1位:ポン酢とごま油をかけたら、無限ステージへ

そして堂々の第1位は!

ポン酢+ごま油(お好みで、ごまをパラパラ)

です。「シンプルにくらげの食感が活きてうまい!」が一番の理由ですが、ポン酢の爽やかな酸味とごま油のコクが、生クラゲに本当によくマッチして、無限に食べられそうです(笑)

別名「無限くらげ」とも言えるこの食べ物を、メルパカの仲間の酒好きスタッフは、よくこんな感じで楽しむそう⤵⤵

メルパカ

こりゃ、たまらんね!

漁師さんに聞いた!おすすめは梅アレンジ

実際に、海で生くらげを獲って、生くらげのことを知り尽くす漁師の方に聞いてみました。

メルパカ

生くらげの美味しい食べ方を教えてください。

漁師のお兄さん

梅!梅に合う!

ということで、梅と一緒に嗜むのがおすすめであり、人気だということです。

おすすめの理由は、さわやかな梅の酸味・旨味と生くらげのプリプリ、コリコリ食感が、絶妙にマッチするから

たとえば、こんな感じで梅肉を添えたり⤵⤵


また、ダシや調味料を加えて梅のほどよい酸味とコクに仕上げられた「梅だれ」をかけるのもおすすめ⤵⤵


メルパカも梅アレンジで食べてみましたが、生くらげと梅の組み合わせはびっくりするぐらい合うので

メルパカ

感動ものでした。フェエエ

メルパカが思うに、「コリッコリが特長の生くらげを食べるということは、とにかく咀嚼が必要で、そのコリコリコリコリと咀嚼するたびにフワッフワッフワッと口中に広がるさわやかな梅の風味が、永遠に美味しい」んじゃないかと。

  • 梅の爽やかさが見た目に美味しい(=視覚を刺激)
  • コリッコリ食感で噛むたびに頭に突き抜ける音も楽しい(=聴覚を刺激)
  • 噛むごとに広がる梅の風味がたまらない(=味覚を刺激)
  • フワッと鼻に抜ける梅の香りもたまらない(=嗅覚を刺激)

そんな五感のうちの四感覚を刺激してしまう勢いの「生くらげ」と梅の組み合わせは、、、最高ですよ(笑)

ぜひ皆さんも生くらげは「梅といっしょに」味わってみてくださいね

市販の生くらげの食べ方は簡単!味付けはお好みで♪

以上まとめると、

  • スーパーなどで市販の「生くらげ」は、洗ってすぐ食べられて簡単!
  • 「生くらげ」は色々な味付けで楽しめるが、食感が活きる楽しみ方がおすすめ!
  • 漁師さんおすすめの食べ方は「梅といっしょに」

です。
みなさんが「生くらげ」を食べるときの参考になりますように!

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この記事を書いた人

福岡の田舎に生息する、メルパカです。
美味しいものに目がない食べるの大好き、メルパカです。
こちらのサイトでは、九州の美味しい食情報を発信していきます。
時々変な声で鳴きますが、温かい目でお願いします♪

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